COLUMN
2024/07/18 11:35
今回は、心と体を癒してくれる「おすすめアロマ」についてご紹介します。
まずはここから知っておきたい、アロマについての基礎知識
ラテン語を起源とする「アロマ」は、芳香・香りのことを意味する言葉。フランス人調香師のルネ=モーリス・ガットフォセが、ラベンダーの治癒力に魅了され、「アロマテラピー(芳香療法)」という造語を創り出したことがきっかけとなって、その効果が世界に広まったと伝えられています。
アロマを愉しむ方法には様々ありますが、中でもお馴染みとなっているのは「エッセンシャルオイル(精油)」を使ったアロマテラピーでしょう。エッセンシャルオイルは植物の香り成分を抽出した天然のオイルで、数種類の香りを使い分けることによって「鎮静・消化促進・ホルモン調整・免疫賦活・抗ウイルス」などの作用が期待できると言われています。アロマテラピーで使用されるエッセンシャルオイルの種類は200種類を超えるので、まずは「7つのタイプ」を覚えて、自分に必要な香り・相性の良い香りを選びましょう。
エッセンシャルオイルは7つのタイプの香りに分類される
■柑橘系(ベルガモット・レモングラスなど)・・・・・・気分を明るく前向きにしたいとき
■フローラル系(ラベンダー・カモミールなど)・・・・・・不安なとき、ストレスを解消したいとき
■ハーブ系(ミント、ローズマリーなど)・・・集中力を高めたいとき、気分を切り替えたいとき
■スパイス系(シナモン、ジンジャーなど)・・・・・・カラダが疲れているとき、カラダを温めたいとき
■エキゾチック系(イランイラン、サンダルウッドなど)・・・・・・心を落ち着かせたいとき
■樹木系(シダーウッド、ティートリーなど)・・・・・・気持ちを落ち着けたいとき、リフレッシュしたいとき
■樹脂系(フランキンセンス、ミルラなど)・・・・・・憂鬱を解消したいとき、平常心を取り戻したいとき
エッセンシャルオイルとアロマの使い方
日々、仕事や家事など時間に追われて過ごすことが多いと言われている現代人。
ご自宅をより心落ち着く空間にするために、リラックス効果の高いエッセンシャルオイルがおすすめです。
■オレンジ
食用の果実として愛されてきたオレンジの香りは、数多くのエッセンシャルオイルの中でも親しみやすさは抜群です。太陽のようにあたたかく明るいイメージを持ち、気分を前向きにしてくれます。緊張を緩和する効果もあるので、寝つきが悪い夜などにも大変おすすめできる精油です。
■サンダルウッド
日本では「白檀」としてお馴染みのサンダルウッドは、リラックス効果が高く、神経の興奮状態を抑え、不安を落ち着かせてくれる効果があります。古くから瞑想をする際に使われるほど、集中力を高める効果もあり、仕事や勉強の効率を上げたいときにもぴったりです。
■ゼラニウム
ピンク色の美しい花を咲かせるゼラニウムは、ローズと似た香りを持つことから、別名「ローズゼラニウム」と呼ばれています。華やかなフローラルの香りは、心と体のバランスを整える作用があり、ストレスや不安を和らげ穏やかな気分にしてくれます。
専用のアロマポットやディフューザーがなくても、エッセンシャルオイルを身近に使いこなす方法があります。たとえば、オイルを数滴垂らしたティッシュペーパーを置いておくだけでも、お部屋の中に心地良い香りが広がりますし、寝室で使いたい時は、枕カバーなどのリネン類を洗濯するとき、柔軟剤にエッセンシャルオイルを混ぜて使うようにすると、大好きな香りに包まれながら眠りにつくことができます。
《ジオ》オリジナルの香り、アロマリードディフューザーが登場!
アロマ空間デザイン会社『@アロマ』と『阪急阪神不動産』の共同開発により、ハイグレードなマンションブランド《ジオ》をイメージした落ち着いた香り『《ジオ》オリジナルアロマ リードディフューザー』が誕生しました。気分を明るく前向きにしてくれるオレンジや、空間の浄化にも使われるサンダルウッド、心を落ち着けてくれる静寂の精油ベチバーなど10種類のエッセンシャルオイルをブレンドし、あたたかみのある上質な落ち着きをもたらす香りに仕上げました。ご興味のある方はぜひお試しください!
天然アロマの柔らかく心地よい香りに包まれて、くつろぎのお家時間を過ごしませんか?